腰痛でいつもシップを貼っているあなたが知っておくべきこと

腰痛の時多くの方がシップのお世話になったことがある

と思います。

それになんといってもずっと貼り続けることで皮膚がボ

ロボロになって貼りたくても貼れないなんてことが起こ

ります。

シップをお風呂上がりに貼っているかたは皮膚の表面の

油分が取れている状態で貼ることになるのでより肌への

ダメージが大きくなるので気を付けてください。

いま売られているシップの中には、痛みにじかに効くなど

と宣伝していて良さそう印象を与えますが、あくまで一時

的に痛みを止める効果しかありません。

ご存知とは思いますがシップを貼り続けてもあなたの腰痛

がよくなる効果はなく。

シップを使用中にあなたの自然治癒力が働いて痛みがなく

なるのを期待するしかありません。

軽い症状ならこれでしのげることもあるでしょうが、わざわ

ざこんなサイトを検索しているあなたはそれに当てはまらな

いかもしれませんね。

そもそも薬効の高いシップほどあなたの自然治癒力の妨げに

なっています。

なざならならそれらのシップは貼れば貼るほど患部の血行が

阻害されるからです。

血液にはケガを治すためになくてはならない成分が含まれて

います。

もしケガをしても出血が起こらなければケガが治ることはあ

りません。

シップはケガをした直後の出血時におこる炎症反応、(発赤・

腫脹・疼痛・発熱)を抑えることで痛みを抑制しています。

したがって急性期(症状の起こり始めの痛みがキツイ時期)を

すぎて慢性期(症状が安定している時期)に移行したら、患部

を温めることで血流をよくするほうがケガ(腰痛)の治りは早

くなります。

ちなみに温感シップには温める効果はありません。

暖かく感じる成分(カプサイシンまたはそれに類似する成分)が

入っているだけです。

冷感シップも同じく冷やす効果はなく、こちらは冷たく感じる成

分(メントールまたはそれに類似する成分が入っています。)

長期間のシップの使用により血行が阻害されると患部の治りが遅く

なるばかりか、より痛みが長く継続したり患部の組織の柔軟性が

失われ再び損傷するリスクが高くなることも覚えておいて下さい。

私のおすすめは、毎日の入浴と歩行です。

身体を温める効果でお湯に勝るものはありません。

シャワーは深部まで温めるのが難しく湯冷めのリスクが大きいの

でおすすめ出来ません。

歩行を2・3日に1回でも数か月継続すれば非常に高い効果が見込め

ます。

血液循環を高めることによる老廃物(発痛物質)の排出や筋肉の増

加による代謝の増加(エネルギーの消費この場合は体温の上昇)が

見込めます。

またカイロで温める場合は注意点がります。

一つ目は背骨の付近に貼らないこと。

背骨を温めると中に流れる※脳脊髄液を温めることになり頭にカイロ

を貼るようなものです。

※三大体液のひとつで脳と背骨の間を循環している。(残りのふたつ

は血液・リンパ液)頭寒足熱という言葉があるとおり頭を温めること

はよくありません。

2つ目はあまり長時間温めないことです。

身体はよくできていてあまり温めすぎると身体はその部分を冷やそう

と働き出すので逆効果になります。

カイロをつける時間はながくても5~6時間、それ以内でも熱いと思っ

たり違和感を感じる時はすぐに外しましょう。

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