病院で腱鞘炎を言われた方の本当の原因は○○でした。

腱鞘炎は手を酷使する人に多く見られる症状です。

元々、手を酷使する人によく見られる症状ですが、最近ではス

マホやパソコンのやりすぎによる腱鞘炎が増えていま。

腱鞘炎は、腱を覆う腱鞘に起こる炎症です。

腱は筋肉と骨をつなぐ結合組織で筋肉の動きを関節に伝えます。

一方の腱鞘は腱を覆うストローの様な組織で、何本かの腱を一つ

束ねたり、腱がスムーズに動くように固定しています。

とまり身体を動かすたびに、腱が腱鞘の中を行ったり来たりして

います。

動かす回数が多かったり、激しく動かすことでこすれ合いすぎる

と、腱と腱鞘が炎症を起こして腱が太くなり腱鞘は孔が狭まって

スムーズに動かなくなります。

やがて手首や指を動かして腱と腱鞘がこすれ合う度に痛みを感じ

るようになる。

これが腱鞘炎です。

先日来院された30代の女性の患者さんが右手首の腱鞘炎を訴え

られていました。

この方は仕事でハサミを使うのが特に苦痛とのこと。

診せて頂いたところ、親指や手首を動かすと痛みがあり、一見

腱鞘炎かなと思いましたが、よく診ると手首の回外で強い引っ

掛かりがある。

手首の骨を診て診ると舟状骨の動きが悪いために手首の動きに

制限が掛かっていることが分かりました。

舟状骨は手首の付け根にある8個の手根骨のひとつで、手首を動

かす時にこれらの骨も同時に動いています。

また肘の回内回外にも引っ掛かりがあったので、肘の調整と舟状

骨の引っ掛かりを外したら手首の痛みはでなくなりました。

腱鞘炎のような母指球の辺りのしこりも無かったので、痛みの

第一原因は舟状骨の動きに引っ掛かりがあったため、手首が動か

しにくくなり痛みが出ていたと思われます。

この状況で腱鞘炎の施術をしてもあまり効果はないと思います。

腱鞘炎がなかなか治らないという話をたまに聞きますが、こうい

う事例も少なからずその中にかくれているのではないかと思います。

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